発達障害 ASD/ADHD/LD


発達障害は生まれつきに脳の発達が通常と異なるために現れる症状です。

幼児の頃から症状があらわれて得て不得手が特にはっきりとすることが多いために、周囲との関係性をうまく作るのが難しいことが多く、生きにくさを感じることも少なくありません。

 

発達障害という括りで症状がいくつかのタイプに分けられています。

自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害、学習障害、チック障害などが含まれます。症状は多岐にわたり、いわゆる普通の子と違う、成長速度が異なる、落ち着かないなどが複合して現れます。

 

障害という名称ではありますが病気ではなく脳の機能の発達の相違によるものとされているので、一般的には環境や周囲の認知を整えたり、コミュニケーションや行動を訓練することで対応され、多動性障害やうつ症状に対しては薬物治療が行われることもあります。

 

当治療室でも脳の機能的な問題であると考えます。

実際には脳自体の器質的な問題と機能発達の問題が混合されていると考えています。機能発達の問題は一般的な発達障害の考え方であり病気ではなく個性といえますが、脳の器質的な問題は、例えば脳内の循環不全による脳細胞の機能低下や内分泌の問題による発育低下などが考えられます。

 

遠絡療法によって循環を滞らせている原因や細胞の機能低下を起こしている原因を取り除くことで改善します。

 

遠絡療法による治療法

 

一般的な発達障害は病気ではなく個性と考えられています。医療でも身体・物質が中心の考え方から心や精神・感性といった非物質的な部分にも目が向けられるようになってきました。世代ごとに考え方や風潮が異なるのは昔からの常ではありますが、とくにここ数年は世代の違いだけでは片付けられないくらいに一般的な「ふつう」や「常識」の限界が表面化してきていると思います。今までのように周囲と合わせるためや育てやすさのための「常識」に嵌め込むのではなく、個性に合わせるのがこれからの心や感性の世界の「常識」になってくると思います。

機能的な問題(いわゆる個性)の治療という意味で考えるとすると、遠絡療法は全てのものは根本でつながっているという考え方を基にしており、人も全てがつながって循環していると考えます。遠絡治療を用いてその循環を整えつなげることで、症状として現れている非協調的なものが調和に近づいて落ち着いていきます。実際に遠絡療法を行うことによって発達障害のさまざまな症状が落ち着いていく例は非常に多くあります。

 

一方、脳の器質的な問題の場合は、例えば脳内の循環不全による脳細胞の機能低下や内分泌の問題による発育低下などが考えられます。

 

この場合は発達機能の問題による症状とは少し異なり、訓練や環境の整備ではなかなか改善が難しいといえます。物理的な問題が生じているので遠絡療法などで循環を滞らせている原因や細胞の機能低下を起こしている原因を取り除くことで改善できます。

 

特に第1頚椎から頭部への循環不全が原因となっている場合が多く、視床下部に循環不全が蓄積すると多動性障害や情緒不安定性、うつ傾向が生じます。

脳下垂体に循環不全が蓄積すると成長ホルモンの分泌などが低下し、脳機能だけでなく全身の発達に影響が生じます。他に前頭葉や大脳辺縁系などに問題が生じると意欲低下や情動不全、コミュニケーション機能低下などが現れます。

このような遠絡療法で考える生体の流れの循環不全が原因である場合は治療によって改善していきます。

 

多くの場合は性格的な個性と器質的な問題が組み合わさって、目立つような症状となり現れています。遠絡療法によって脳の循環を整えていくことで、極端なマイナスの症状が落ち着いていくとともに、個性や特性としてのプラスの才能として成長していくことはよく経験されることです。

 

さらに日常生活の疲労やストレスは交感神経を興奮させて脳への血流を減らすことから、回復を速めるためには交感神経が興奮し続ける時間を少なくすることが大事で、常識に無理やりはめ込むような強すぎる押さえつけや本人が理解できない叱責を避けたり、特に適度な運動や規則正しい生活を習慣づけることも効果的です。遠絡療法では、中枢となる脳幹(橋や延髄)、間脳の血流や循環を高めることにくわえて、広範囲に対応する治療点を利用して機能の正常化を促進しますので、日常生活と合わせることで、機能の健全化の可能性が高まります。 

 

遠絡療法は安全なソフトレーザーや木製の棒などを用いて、リラックスした状態で施術を行います。薬を使わずに脳などの中枢神経を整えることのできる治療で、副作用がなく、鍼や注射も使用しないことから幼児、小児にも安心して受けてもらうことができます。治療法にお悩みの場合はぜひご相談ください。