首の痛み・コリのセルフケア方法

1) セルフ遠絡療法

遠絡療法を自分自身でできるように応用したケア方法です。

いつでもどこでも何回でも自分で実施できます。

首を通っている流れの循環を改善することにより症状が緩和します。

動画は片手だけですが両側行ってください。

首に痛みやコリがある場合には治療点を押すと少し痛みを感じるかもしれません。痛すぎないように力を調節します。

セルフ遠絡を行って首の循環が改善した後にストレッチ2)3)を行うとさらに効果的です。


2) 首の周囲8方向ストレッチ

首の周囲にはたくさんの筋肉があります。首肩のコリや痛みは首の後側や横の筋に出ることが多いですが、首の前側(喉や鎖骨周囲)の筋肉も縮んで固くなってしまっている場合が多いです。首周りをいろいろな方向にストレッチすることで、全体の筋肉にバランスよく効果を出すことができます。特に首の前側のストレッチは顔のリフトアップやむくみ改善にも効果があります。ストレッチ動作は勢いをつけずにゆっくりと呼吸しながら行います。毎日定期的に行うことで首肩の症状を予防しましょう。


3) タオルを使ったストレッチ&ストレートネック改善

タオルや手ぬぐいを使ったストレッチ&マッサージです。

タオルで首を支えることで、効果的に頸椎の間隔を広げて自然な頸椎のカーブを調整することができます。首の痛みやコリ、肩こり、頸椎に問題のある腕の痺れや痛み、ストレートネック、猫背などの調整効果が期待できます。ストレッチ動作は無理のない範囲でゆっくりと行います。

デスクワークや勉強で悪い姿勢が長時間続くときには、合間に行うと症状の予防や効率、集中力向上にも効果があります。